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裁判になりました

グレーゾーン。何とも便利な言葉ではありますが、そのグレーゾーン金利をめぐって裁判にまで発展したのです。それは先述したとおり、個人の出資に出資法の上限金利を適用するのは違法なのではないかという視点から、裁判が行われたのです。訴えを起こしたのは、消費者金融で出資法の上限金利でお金を借りていた消費者です。グレーゾーンは長らく「灰色」のまま放置されており、まさか裁判になるとは想像もしていなかったのでしょう。しかし、実際に訴えを起こしたのです。それが2005年の話です。当時、消費者金融業界は大きなショックに包まれましたが、まだ裁判が行われただけでしたから、裁判の行方を見守る風潮が高かったのですが、2006年1月、最高裁判所にて、出資法での出資は違法とする判決が下されました。これには消費者金融業界も焦りました。なぜなら、裁判というのは判例が大事になってきますから、同じ裁判を起こされたら、出資法でお金を貸していた側は敗北するという事を意味するのです。 更にこの裁判がもっと衝撃的だったのは、賃貸法の上限を越え、出資法の上限、つまりはグレーゾーン金利は、払い過ぎていたものだから返済するよう訴えが起こされており、最高裁判所がそれを認めたのですから、つまりは、裁判を起こされたら、お金を返済しなくてはならない状況に追い込まれてしまったのです。それまではお金を貸す側であった消費者金融が、お金を返す側になってしまったのです。何とも言えない皮肉なのですが、この最高裁の判決が出された後、どの消費者金融も焦りました。それもそのはず、同じような裁判が起きたら、負けるという事が確約されたようなものです。裁判とはそのようなものですから。それほど、この裁判が業界に与えた衝撃というのは大きく、未だに尾を引いていると言っても過言ではないのです。この裁判の結果がもたらした影響のおかげで、結果的に倒産の道を選択せざるを得ない業者もいたのですから。

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私が行政書士を目指そうと思ったきっかけはこれでした。

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